「シーバス釣りは簡単」がツイッター上でバズってますね。
個人的にはバス釣りよりも後に始めたシーバス釣りの方が1匹までに時間がかかったので、初心者の頃はっていう前提ですが難しかったのはシーバス釣りと言えます。
さて売り場面積が広いからシーバス釣りより、バス釣りの方が難しく奥が深いという理論をみかけましたが、これってどうなんだろう。と思いました。
釣竿、ロッドの種類の多さはシーバス釣りよりバス釣りだと思います。
ルアーの種類も多く、釣り方も様々。スタイルや世界観も沢山。
バスロッドはそれに合わせるように細分化されております。
一方シーバス釣りだとルアーはほぼミノーかバイブレーションの2択ですがミノー専用、バイブ専用なんて細分化はあまりされておらず、長さ、硬さ違いの何種類かでシリーズを完結させている場合がほとんどだと思います。
釣竿、ロッドだけで見ればバスロッドの種類の多さはシーバスロッドを圧倒するのは間違いないでしょう。
では果たしてこれだけで奥が深く難しいのはバス釣り方と言えるのでしょうか?
バスロッドの種類が多い理由を考えた事があるのでしょうか?
多種多様のルアーがありテクニックがありスタイルがあるから。とだけお考えでしょうか?
だとすれば浅はかではないでしょうか。
確かに前述した事の否定はしませんが、大前提として、
バスは3ポンドテストラインでも釣り上げられる魚です。
もちろん20ポンドテストラインも使うこともありますが、3ポンドテストクラスのラインも当たり前のように使われます。
だから世の中には3ポンドテストクラスのバスロッドもあるし、20ポンドテストクラスのバスロッドも多種多様に存在するわけです。
これが20ポンドテストラインでなければ釣りあげられない魚ならロッドは減りますよね。
小さくて軽いルアーも存在できなくなります。
シーバスはバスより大きくなる魚ですが、もっと大きなマグロで考えてみたら単純。マグロを釣るためには太い沢山のライン、それを納める大きなリール、太いラインでも飛ばせる重量のあるルアー、重いルアー飛ばす太いロッドが必要になってきます。
そう決まっているのでマグロ(ツナ)ロッドの種類は多くないんです。
当然釣り方もルアーも多くありません。
じゃあマグロ釣りは簡単なのか?奥が深くないのか?って話になるんですが、もうこの先はやめておきましょう。
井の中のフロッグ大海を知らず。